心身症は、病名ではなく病態です。
心身症とはどういうものなのか、どういった人がなりやすいかを紹介します。
心身症とは、身体疾患の中で、その発症や経過に心理社会的因子が密接に関与し、器質的ないし機能的障害が認められる病態のことをいいます。
ただし神経症やうつ病など、他の精神障害に伴う身体症状は除外します。
「器質的」とは、がんや潰瘍や炎症などの現在の医学的検査で異常が認められる病気のことです。
また、「機能的障害」とは、過敏性腸症候群や片頭痛など、器質的検査では異常を認めませんが、明らかに一つの器官の働き(機能的)の乱れによって起こる病気のことを言います。
心身症になりやすい人には、一般に、周囲に気を使いすぎて、頼まれるとイヤとは言えない人が多いようです。
他には、理想を高くかかげ、それに向かってがむしゃらに突き進む人や、やるとなると、とことんまでやらないと気がすまない人、人に厳しく自分にも厳しい人、まずスケジュールを立てて事を運ぶ人、人に頼まれると、自分の事はつい後回しにしてしまう人、自分の感情を表に出すのが苦手な人、自分の体調の変化に鈍感な人が挙げられます。
あなたの心と体を守れるのはあなただけです。
自分の気持ちや体の不調から目をそらさずに、自分にも気をつかってあげましょう。
現代人はストレスから解放されることはありません。
毎日何かしらのストレスを受けながら生きていくしかないのです。
この社会の中で元気な心で過ごしていくには、自分にいかにストレスがかかっているかを認識すること、そしてそのストレスを発散することが大切です。
ポイントは、自分が没頭できることを見つけ、ストレスとなっていることから一瞬でも頭が切り離せることです。
また、うまく発散できずストレスを抱えてしまったら、きちんと誰かに相談することが大切です。