ゆううつな気分になることは、誰にでも起こりうることです。
そんな時は早めの対策をとりましょう。
「うつ」とは本来、憂鬱な気分を表す言葉です。
嫌なことがあった後や、悲しい出来事が起こった後は、誰でも悲しい気持ちになり、がっかりして落ち込んでしまったり、やる気がなくなったりしまいます。
普通は、これが比較的短い期間で徐々に収まり、また頑張ろうという気持ちに戻れるものです。
しかし、大きなストレスが続いたり、肉体的な疲労が重ったりすると「うつ」気分から、なかなか抜け出せなくなってしまうことがあります。
好きなことや楽しいことがあった後でも、またぐっすりと睡眠をとった後でも何だか疲れが取れず、1日中やる気が出ない、そんな状態が続いてきたら、それは「軽うつ」の始まりかもしれません。
「うつ」は脳内の神経伝達物質であるセロトニンとノルアドレナリンの活性が低下するために起こると考えられています。
セロトニンは、中枢神経系で情報を伝える神経伝達物質のひとつで、睡眠、体温調節、神経内分泌、記憶や認知などの働きを調節します。
また、ノルアドレナリンは、脳内に存在して脳内の情報を伝えるホルモンの一種です。
ストレスを受けると、その刺激を伝達して交感神経系に指令を出して、興奮作用を引き起こします。
セロトニンやノルアドレナリンの働きが低下すると、全身のエネルギーが不足し、行動力や意欲の低下が起こります。
さらには思考力も落ちるのです。
自分の負担は何かを見極めることが重要です。
仕事やプライベートについて、何が重荷で何が負担になっているかを、友人にとりとめなく話すことから、始めてみましょう。
精神的な負担の原因が職場などの場合、負担を避けることは難しいものです。
環境が変えられない場合は、自分が好きなことをしたりして気分転換を図りましょう。
また、日々の生活リズムを整えることがストレスを回避する近道でもあります。
1日に6時間はぐっすりと眠り、3食決まった時間にきちんと食事を取ることも大切です。