面接みたいにかしこまる必要はありません。
カウンセラーに話をする、対話をするだけでも気持ちが軽くなります。
カウンセリングには、カウンセラーと患者が1対1で行う一般的なカウンセリングと、カウンセラーと患者とその家族で行う家族カウンセリング、他には、同じ症状をもった患者が集まって行われる集団カウンセリングなどがあります。
家族カウンセリングは、患者の抱えている問題が家族に関係していて、家族ともども話を聴く必要がある場合に行われます。
集団カウンセリングは、薬物依存、アルコール依存や登校拒否などの場合に多く用いられます。
同じ症状の患者が一緒にカウンセリングを受けますから、自分ひとりが発症しているのではないという安心感や連帯感を味わうことができます。
カウンセラーは、あなたの話を聴いて、あなたが今どんな悩みや問題をかかえていて、それをどう解決していきたいと思っているのかを、整理して引き出していく役割を持ちます。
カウンセラーに対面すると、心を見透かされてしまうのではないかと恐れを抱く人がいますが、カウンセラーは透視者ではありません。
あなたの話を聴くプロフェッショナルなのです。
恐れを抱かず、過剰な期待をすることなく対面しましょう。
対面したら、できるだけリラックスして、自分の言葉で思っていることを話しましょう。
カウンセリングでは、行動認知の技法として、行動療法を併用することがあります。
まずその人が恐怖と感じていることを実際に行動してもらいます。
確認して感じたことを面接によって話し合い、その人の認識が変わってくるようサポートする必要があるからです。
例えば、「いつも人に見られているのではないか」と他人の視線を気にして緊張してしまう視線恐怖症の人の場合、恐怖や不安を克服しながら、家の前の通りを歩く、次は隣のブロックまで行ってみるなどして、少しずつ社会に順応するように行動プログラムを組みます。
段階を経て行動を変化させることで、心も変化していきます。