心療内科の治療では、薬物療法のほか、各種の心理療法や生活指導が行われます。
一般内科の治療では、病名やその病気の程度によって治療薬はある程度決まりますが、心療内科では同じ病名でも治療薬が全く違うということもありえます。
薬の種類についても量についても、各医師の経験に基づく「さじ加減」がかなりあるのです。
薬物療法を行う場合は、医師と十分なコミュミケーションを計り、薬を用いる理由や効果や副作用などをよく理解してからお薬を服用するようにしましょう。
また、薬物療法で使用される薬には、抗不安薬、抗うつ薬、抗精神病薬、抗躁薬、睡眠導入薬などがあります。
肩こりや頭痛、手足のしびれなどの体の症状を緩和させるのに理学療法が行われます。
理学療法には主に、指圧、マッサージ、鍼灸療法、温熱療法があります。
「指圧」とは、手指を用いて、人体の外表に圧を加え、体調を整える治療法です。
また、「マッサージ」とは、主に静脈系血液循環の改善やリンパ循環の改善を目的にした手技療法です。
また、「鍼灸療法」とは、「つぼ」に鍼を施して、身体の中に様々な反応を起こさせ、身体のバランスを正常に整えていく治療法です。
「温熱療法」とは、温湿布などで患部を温めて改善させる治療法です。
生活指導では、食事内容や睡眠時間、運動などの生活習慣を見直し、問題がある場合は改善を促します。
食事は3食バランスよく取れているか、睡眠は最低でも6時間は取れているか、特に自律神経失調症などの場合、家の中にこもりがちになりますので、外にも出て、適度な運動もしているかなど生活習慣を見直します。
また活動と休息のバランスも検討します。
自分の体の不調に気づかずに活動的に動き回っている方など、適度な休息を心がけましょう。