薬が体に合わない、どうしても薬物療法はイヤだという人への治療として、アロマテラピーを取り入れているクリニックもあります。
アロマテラピーは、精油(芳香植物のエッセンス)を用いて、ストレスや緊張をほぐしバランスを整え、健康な状態に改善していくことを目的としています。
まず、心身の状態をカウンセリング後、症状によってセラピストが選択した精油の中から、好きな香りを選びます。
そして、香りを嗅覚から大脳に働きかけ、気持ちをリラックスさせます。
さらにマッサージにより、精油の有効成分を皮膚へ浸透させ、内分泌腺を刺激し、ホルモンのバランスを整え、血液・リンパの流れを促し、自然治癒力を高めていきます。
精神的なつまずきやストレスから『不安やイライラ感、不眠や疲労など』を感じる方に、少しでも良い効果が出るように、精油の精神と身体に働きかける作用に着目した『アロマテラピー』を、『心理カウンセリング』と並行させながら行います。
まず、心理テストやカウンセリングを通して、現在の心身の状態に必要な精油をセラピストが選択し、ブレンドしていきます。
心と身体の両面をケアし、体の隅々までリラックスさせ、本来自分の意志では自由にならない不随意筋やホルモン系、リンパ系、血液の循環などにも働きかけていきます。
症状により、自律訓練法やイメージ療法などを組み合わせて行うこともあります。
一つ目は、精油をお風呂にいれたり、アロマランプや香炉などを使ったりして部屋の中に香りを漂わせます。
二つ目は、洗面器に湯をはり、その中に数滴精油を入れます。
洗面器に顔を近づけ、頭の上からバスタオルなどをかぶせて蒸気が逃げないようにして、鼻から吸い込みます。
三つ目は、キャリアオイルと呼ばれる皮膚に使用してもいいオイルとアロマオイルをブレンドし、マッサージを行います。
主な精油の効果としましては、リラックスしたい時はラベンダーやゼラニウムやカモミール・ローマン、気分を元気にしたい時はオレンジやレモンやベルガモットは、スッキリしたい時はローズマリーやペパーミントなどが挙げられます。